IPO投資と組み合わせて得する投資
IPO投資と組み合わせてて行うと、得する投資ってあるのでしょうか。
最近IPOの取扱が増えてきているネット証券や店頭系証券のネット抽選では、前受金として抽選申込み相当額の資金が拘束されることが多くなっています。
完全抽選での当選確率が幹事証券で0.1%〜1%、主幹事でも1〜10%という現状を考えると、IPO投資とはいえ資金効率は重要になります。
IPO投資は数ある投資の中でも、申込みや資金移動の手間がかかるという面はありますが、資金が減るリスクがとても小さい点で、投資初心者には最も向いていると思います。
しかし、手持ち資金トータルの投資リターンを最大にしようと考えると、どうしても他の投資手法を組み合わせる事が必要となってきます。
1.不動産投資や債券、FX(通貨証拠金取引)
これら場合は、IPO用資金を分離して運用する必要があります。
そのため、IPOのためだけに資金を寝かしておくことになり、シナジーがありません。
2.現物株式全力買い、フルレバレッジ信用取引
株式投資手法の中では、全資金を常に現物株式にしているタイプや、信用取引でフルレバレッジのようなタイプでは、余裕資金が無いのでIPO抽選に資金を回すことができません。
3.キャッシュポジションを持った中長期株式投資
ちょうど現在のような相場急落時の株購入資金として、常にある比率の余裕資金を持っておく投資スタイルの場合、このキャッシュポジション分でIPO抽選に参加することが可能となります。
この資金は、相場全体やねらっていた銘柄の急落時は、安く仕込む事が優先されますが、それ以外の時は自由にIPO抽選につかえますし、当選すれば、資金効率を損なうことなく、まるまる投資効率に貢献したことになります。
4.余裕をもった信用取引
信用取引では、株の現物も時価の80%位の評価で保証金になります。
そのためキャッシュポジション無しに信用取引を行うことも可能ですが、現物株の購入を行わずに信用取引を行えば、保証金現金内でIPO投資を行うことが可能となります。
手持ち現金を使わずに、買い方金利が年2〜3%かかる信用取引を行うのですから、この金利分がIPO投資のコストとも考えられますが、IPO投資の平均的リターンを考えれば十分見合うと思います。
このタイプの組み合わせは、金利が年2%と低く、資金量に当選確率が比例するイートレードが有利です。
5.デイトレード
楽天証券の記事に記載しましたが、IPO投資と組み合わせる投資で最も相性が良い投資スタイルはデイトレードと思われます。
IPOの抽選から抽選結果発表まで資金拘束されますので、申し込む証券会社によってはデイトレード資金への影響がかんがえられますが、ネット証券であれば、
楽天 :1日〜実質的に資金拘束無しまで(銘柄によって異なる)
松井 :実質的に資金拘束無し
コスモ:AM10:30から前場終了まで30分強拘束されるが、
1単位申込みななので、影響はほとんど無い
イートレード:1日拘束されるが、信用取引であれば影響ない
マネックス :2日拘束されるが,1単位申込みなので影響少ない
このように資金効率は最も高くなります。
(裁量配分派と異なり、セールスの電話もないですしね。)
IPO投資で、投資を学んだ次のステージでは、キャッシュポジションを多めにしてIPO投資と現物株の中長期投資を組み合わせるのも効果的ではないでしょうか。
デフレ脱却中で企業の業績が上向きながら、日経平均が14000〜15000円と低迷している現在は、現物株の中長期投資をはじめる絶好のタイミングかもしれません。
投資は自己責任でお願いします。
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