IPO上場中止/延期 IPO投資家になろう

IPO上場中止/延期

先日マザーズに上場を果たしたゲームオン(3812)が、2006年8月にも上場の手順を踏んでいたことを覚えていらっしゃる方も多いかと思います。

特に、やっとのおもいで当選した後の上場中止や延期延期は、本当に残念な思い出になってしまいますね。

IPOの上場中止/延期/取消の理由として多いのは、
 上場前に不祥事や目論見書誤り発覚
 地合い悪(→ブックビルディング低調で証券会社が販売に苦戦)
です。

ゲームオンの場合は、顧客情報を流出するという事件のため東京証券取引所から上場承認を取り消されましたし、姉歯事件の時も、2社上場中止になりました。

2006年中に上場を果たしたゲームオンは微妙ですが、2006年は新規上場承認を受けた後で、3%弱(5社)の企業が上場中止/延期になった事になります。

2001年〜2006年では上場中止/延期39社で4%となります。

では、ここでクイズです。

2001年は、新規上場承認をうけた会社の何%が中止/延期になったでしょうか

 A. 2%
 B. 3%
 C. 5%
 D.10%

ヒント:2001年は、IPO冬の時代の代表格です。       

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答え 10%

正確に言うと、新規上場承認214社中、中止21社で、9.8%となります。

中止になった21社中18社は、2001年9月14日〜10月29日に集中しており、同期間内に予定通り上場を果たしたのはたったの20社でしたので、何と47%企業が上場を中止か延期したことになります。

また、上場予定日が2001年9月14日〜10月29日と言うことは、上場中止の判断をしたのはその2〜4週間前と言うことになります。

参考までに2〜4週間前の2001年8月24日〜9月30日の初値は、

 初値上昇       3社 (13%)
 初値公募価格と同値  1社 (5%)
 公募割れ      18社 (82%) -73%!の銘柄もあり


でした。(信じたくないような数字です...)


損する確率87%であれば、誰もブックビルディングに参加しなくなってしまいます。上場中止判断も納得ですね。

管理人は、2006年11月は地合い悪化による上場中止企業が出てもおかしくないと思っていましたが、1社も取りやめませんでした。

あおぞら銀行やメンバーズですらブックビルディング好調との情報がでていましたから、IPO冬の時代を経験していない個人IPO投資家のすそ野の広がりが、主幹事証券会社と上場企業を、はからずも助けてしまったといったところなのでしょうか。


"IPO抽選でゲット&初値売り"も投資であることに変わりありません。

事前に情報収集している賢明な方にとっては、IPOは比類の無い有利な投資ですが、投資である以上絶対はありません。



 


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